韓国電力 渋沢栄一財団とMOU締結=電気の歴史研究で協力
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2017.07.06 11:31
【世宗聯合ニュース】韓国電力公社は6日、東京で渋沢栄一記念財団と韓国の電気の歴史に関する研究協力のための了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。
同財団は韓国電力の前身である京城電気の社長を務めた実業家・渋沢栄一の子孫が設立し、京城電気をはじめ当時の朝鮮半島に関する資料を多数所蔵していることで知られている。
韓国電力は今回のMOU締結を通じて、同財団と電力事業を中心に経済・産業分野の研究協力を進める。電気の歴史の研究も共同で行い、関連情報や出版物も交換する予定だ。
韓国電力は現在「大韓民国の電気の歴史ルーツ探索」事業を通じて韓国の電力会社の歴史を編さんしている。5月には、韓国初の電気会社である漢城電気の米国でのパートナーだったハリー・ボストウィックの子孫から貴重な資料の寄贈を受けた。
ynhrm@yna.co.kr