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北朝鮮が「ICBM成功」記念公演 金委員長も観覧

記事一覧 2017.07.10 09:57

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)と主張する「火星14」の発射実験の成功を記念する公演を9日に平壌で開催し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も観覧した。

公演で手を振る金委員長=(聯合ニュース)

公演で手を振る金委員長=(聯合ニュース)

 朝鮮中央通信は10日、9日に平壌で金委員長が出席して「火星14試験発射成功記念 音楽・舞踊総合公演」を開いたと報じた。

 同通信によると、歓迎の曲が鳴り響く中、金委員長が登場。女性出演者から花束を受け取り、歓呼する出演者、観覧客に手を振るなどして応えた。

 また、今回のミサイル発射実験に功労があった国防科学部門の責任者や科学者らも共に出席したと報じられた。

 金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相、崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長など北朝鮮の最高幹部らもそろって公演を観覧した。

 記念舞台には音楽グループの牡丹峰(モランボン)楽団と青峰楽団、朝鮮人民軍の功勲国家合唱団、旺載山芸術団のメンバーらが立ち、「共和国ロケット兵行進曲」「火星砲の歌」などミサイル発射と関連したレパートリーを披露した。

 北朝鮮は4日に火星14の発射実験に成功したと発表してから国内の祝賀ムードを盛り上げ、今回の発射実験を体制の宣伝と内部の結束固めのための手段として利用している。

北朝鮮 「火星14」発射の写真公開
北朝鮮 「火星14」発射の写真公開

北朝鮮の朝鮮中央テレビは4日午後3時(日本時間同3時半)、「特別重大報道」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の発射に成功したと発表した。同テレビは「火星14」の発射の際の写真を公開した=4日、ソウル(聯合ニュース)
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北朝鮮 「火星14」の映像公開
北朝鮮 「火星14」の映像公開

北朝鮮は5日午後、前日発射した弾道ミサイル「火星14」の映像を朝鮮中央テレビで公開した。4分37秒の長さでミサイルの運搬から発射までの様子が収められている。ミサイル本体に四つのカメラを付けて撮影した段の分離の場面もある。写真は「1段目と2段目が分離」との字幕が入った映像。北朝鮮は「火星14」を大陸間弾道ミサイル(ICBM)と呼び、発射に成功したと主張している=5日、ソウル(聯合ニュース)
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平壌でミサイル発射成功の祝賀大会
平壌でミサイル発射成功の祝賀大会

北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)と主張する「火星14」の発射実験の成功を祝う祝賀大会が6日に平壌で開かれた=7日、ソウル(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
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「ICBM成功」記念公演に出席
「ICBM成功」記念公演に出席

北朝鮮・平壌で9日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の発射成功を記念する公演が開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が出席した。朝鮮労働党機関紙、労働新聞が10日報じた。観衆に手を振る金正恩氏=10日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
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videos 北朝鮮 「ICBMの大気圏再突入技術を確保」と主張(7月6日)
北朝鮮 「ICBMの大気圏再突入技術を確保」と主張(7月6日)

≪「火星14」発射実験の映像公開≫  北朝鮮は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と発表した4日の「火星14」の発射実験について、ミサイル弾頭部の大気圏再突入や段の分離技術を確保したと主張した。  同ミサイルの弾頭が、大気圏に再突入するときに発生する7000~8000度の高温や衝撃などに耐えたとしている。  朝鮮中央テレビは5日、「大気圏への再突入時に前頭部(弾頭)に作用する数千度の高温と過酷な過負荷、振動にもかかわらず前頭部の内部温度は25~45度で安定的に保たれた」と報じた。    また、高温でも核弾頭の爆発操縦装置が正常に作動し、弾頭が目標地点に正確に落下したと主張した。  北朝鮮はもう一つのICBMの中核技術である段分離技術についても最終的に確証したと明らかにするとともに、朝鮮中央テレビを通じ、段分離の映像も公開した。技術を誇示するためミサイルにカメラ4台を設置し撮影したとみられる。  発射実験に立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、発射実験が米国の独立記念日に送る贈り物だと述べ、米国に対する挑発だったことを明らかにした。  続けて、「戦略的選択を目の当たりにした米国の奴らはとても不愉快だろう。独立記念日のわれわれからの贈り物が気にくわないだろうが、これからも大小の贈り物を頻繁に送ってやろう」と語り、米国への新たな挑発も予告した。  また、「米国の朝鮮に対する敵視政策と核脅威が根源的に清算されない限り、いかなる場合も核と弾道ロケットを交渉テーブルに乗せない」と強調した。 (2017年7月6日、聯合ニュース) (END)

ynhrm@yna.co.kr

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