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韓国防衛事業庁が組織再編へ 無人機の開発に注力 

記事一覧 2017.07.10 20:09

【ソウル聯合ニュース】今後の作戦で無人機を使用する機会が多くなるとみて、韓国軍当局が無人機の研究開発や海外からの技術導入を強化することを目的に組織を再編する。

韓国軍が運用している無人機(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国軍が運用している無人機(資料写真)=(聯合ニュース)

 国防部は10日、防衛事業庁事業管理本部の指揮偵察事業部の無人機事業チームを「戦略無人機事業チーム」と「戦術無人機事業チーム」に分けることを柱とする関連規則の一部改正案を公表した。

 国防部は無人機事業チームを分割することについて、「最近無人機事業分野の重要性が高まり、新規事業の業務が増加し、指揮偵察事業部内の無人機事業を強化するためのもの」と説明した。

 戦略無人機は司令部以上の部隊が運用する無人機で、韓国軍が来年から導入する高高度無人偵察機「グローバルホーク」のように戦略的な価値を持つ無人機。戦術無人機は軍団級以下の部隊が戦術的に運用する無人機を意味する。

 無人機事業チームは無人機の研究開発と海外からの技術導入業務を担当する。国防部は無人機事業チームをただ二つに分割するだけでなく、両チームに配属される人員と予算を増やす方針という。

 無人機技術の発展と伴い、韓国軍の偵察で無人機が担う役割は高まっている。韓国軍は今年5月には軍事境界線近くにある師団級部隊に無人偵察機を実戦配備した。

 無人機は北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して先制攻撃を加える韓国軍のシステム「キルチェーン」の中核とされる。

yugiri@yna.co.kr

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