サムスン電子 未来技術育成を支援=次世代半導体・AIなど
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2017.07.11 11:21
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は11日、今年支援する未来技術育成事業として次世代半導体の材料・素子、スマートマシンのための人工知能(AI)の2分野で21の課題を選定したと発表した。
次世代半導体の材料・素子部門では「不揮発性ロジックのための低温工程ハフニア強誘電体トンネル接合」(高麗大チョン・サンフン教授)、「次世代DRAMコンデンサーモジュールのための一貫素材・工程」(ソウル大黄鉄盛=ファン・チョルソン=教授)など12件が選ばれた。
AI部門では「ディープラーニング学習と推論を向上させるためのメモリー中心の加速器アーキテクチャー課題」(浦項工科大ユ・ミンス教授)など9件が選定された。
サムスン電子は基礎科学・素材・ICT(情報通信技術)の3大分野と新技術・未来技術分野などで国家未来科学技術の育成を支援するために、2013年からの10年間で計1兆5000億ウォン(約1490億円)を出資する未来技術育成事業を実施している。
同社がこの日発表したのは「指定テーマ支援課題」で、毎年1回選定し、次回の支援課題は来年5月に受け付ける。
これ以外の支援プログラムである基礎科学、素材、ICT分野の「自由公募支援課題」は毎年上・下半期に1回ずつ選び、今年下半期の選定結果は9月末に発表する予定だ。
ynhrm@yna.co.kr