文大統領「国民が犠牲に」 補正予算成立に野党の協力訴え
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2017.07.13 14:12
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日の首席秘書官・補佐官会議で、野党が国防部と雇用労働部の長官候補の任命に反対し、若者の雇用対策を柱とする補正予算案の国会審議に応じていない状況について「非常に残念だ」と述べ、「人事は人事として、補正予算は補正予算として議論してほしい」と野党に促した。
文大統領は、前日発表された雇用動向で若年層(15~29歳)の失業率(10.5%)が6月としては18年ぶりの高水準を記録したことなどに言及し、「実に責任を感じ、大統領として国民の皆さんに面目ない」と述べた。
その上で、「雇用創出のための補正予算(の成立)が遅れれば遅れるほどその効果は半減し、国民の苦痛が増すだけだ。いかなる理由があっても、政治的問題で国民が犠牲になってはいけない」と訴えた。
tnak51@yna.co.kr