サムスン経営権継承支援を検討 前政権の文書発見=韓国
記事一覧
2017.07.14 16:54
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は14日の記者会見で、サムスングループの経営権継承支援策を検討するとした朴槿恵(パク・クネ)前政権時代の文書などが見つかったと明らかにした。
文化芸術界の「健全化」と関連した文書も発見されたという。同文書は政権に批判的な芸術家や俳優ら文化・芸術界関係者や団体をリストアップした「ブラックリスト」と関係があるとみられる。
青瓦台の民政首席室内を配置換えした際に約300件の文書が見つかったという。
文書は2014年6月から15年6月までに首席秘書官会議で作成された資料で、閣僚候補などの人事資料や国民年金公団の議決権など各種懸案の検討資料、地方選構図の見通しなどを記したものという。
朴報道官によると、文書には「サムスン経営権継承局面→チャンスとして活用」「経営権継承局面でサムスンが何を必要としているのか確認」「支援できるものは支援しながらサムスンが国家経済にさらに寄与するよう誘導する方策模索」「サムスンの当面課題の解決には政府も相当な影響力を行使可能」などと書かれていた。
kimchiboxs@yna.co.kr