Go to Contents Go to Navigation

慰安婦被害者死去 首相ら政界要人が哀悼=韓国

記事一覧 2017.07.24 15:52

【城南聯合ニュース】老衰のため23日に亡くなった旧日本軍の慰安婦被害者、金君子(キム・グンジャ)さんを哀悼するため、韓国政界の要人が24日、相次いでソウル近郊、京畿道城南市の葬儀場を訪れた。

金君子さんを悼む李洛淵首相=24日、城南(聯合ニュース)

金君子さんを悼む李洛淵首相=24日、城南(聯合ニュース)

 李洛淵(イ・ナクヨン)首相、保守系野党「正しい政党」の李恵薫(イ・ヘフン)代表、中道系の第2野党「国民の党」の臨時代表を務める朴柱宣(パク・ジュソン)非常対策委員長は24日午前、金さんの遺体が安置されている葬儀場を訪問した。

 李首相は葬儀場で、慰安婦被害者が共同生活を送る施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)で金さんと共に暮らした李容洙(イ・ヨンス)さんや同施設の関係者と面談。「大統領が言う国らしい国になるためにすべきことは、至らない国のせいで侮辱された国民をなぐさめ、国のために献身した方々に報いること」とし、「それがまさに始まった」と話した。また、2015年の旧日本軍の慰安婦問題を巡る日本との合意について「交渉がうまくいったとは考えていない。しかも当事者が受け入れていない交渉には何の意味もない。女性家族部などの部署がいろいろ深く考えている」と、慰安婦問題に関する現政権の方針に言及した。

 李容洙さんが正しい政党の李代表に対し、日本との合意に基づき、被害者支援のために韓国が設立した「和解・癒やし財団」を解体し、日本が拠出した10億円を返還するよう要請すると、李代表は「大統領が再交渉すると言った」とした上で、党の立場として慰安婦合意は無効だとの見解を示した。

 午後には与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表と禹元植(ウ・ウォンシク)院内代表、革新系少数党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表らが葬儀場を訪れる予定だ。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。