Go to Contents Go to Navigation

2079年に原発ゼロ 寿命延長しない=韓国産業相

記事一覧 2017.07.24 20:24

【世宗聯合ニュース】韓国の白雲揆(ペク・ウンギュ)産業通商資源部長官は24日、文在寅(ムン・ジェイン)政権の脱原発政策に「性急だ」との指摘が出ていることについて、「脱石炭・脱原発政策と関連し、60年以上のロードマップを持って準備している」と明らかにした。

就任式であいさつする白長官=24日、世宗(聯合ニュース)

就任式であいさつする白長官=24日、世宗(聯合ニュース)

 この日、就任式を行った白氏は、建設工事を中断している新古里原発5・6号機について「国民的議論を経るが、基本的には新しい原発を建設せず、設計寿命が尽きた原発(の寿命)を延長しない」と説明。「原発の設計寿命が60年ということを考慮すると、2019年に最後に商業運転を始める新ハンウル2号機の寿命は79年までで、『原発ゼロ』までは62年残っている」と述べた。

 その上で、「レボリューション(革命)ではなく、エボリューション(進化)するロードマップを持っている」として、「漸進的な脱核(原発)政策を展開していき、原発などを急に閉鎖したりはしない」との方針を示した。

 脱原発政策により、長期的に電気料金の値上げが懸念されるとの指摘に関しては、「電気需要は減っており、供給は余っている状況」として、「石油など輸入する原料価格に大幅な変動がなければ、電気料金は今後値上げできない」と断言した。

kimchiboxs@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。