Go to Contents Go to Navigation

韓国閣僚 強制徴用被害者らと映画「軍艦島」鑑賞

記事一覧 2017.07.26 19:00

【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部の金富謙(キム・ブギョム)長官は26日午後、日本による朝鮮人強制徴用を扱った韓国映画「軍艦島」(原題)を犠牲者や遺族らとソウルの映画館で鑑賞した。

映画「軍艦島」のポスター=(聯合ニュース)

映画「軍艦島」のポスター=(聯合ニュース)

 同日封切られた「軍艦島」は、日本による植民地時代の末期に強制徴用され、端島炭坑(軍艦島、長崎市)の地下1000メートルで石炭を掘っていた朝鮮人の惨状を描いている。歴史問題を正面から取り上げていることに加え、ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョンら人気俳優が出演し、大きな話題を集めた。

 行政安全部によると、1943年から45年にかけて軍艦島に強制徴用された朝鮮人は500~800人ほどと推定され、韓国国内の存命者は6人だという。

 この日の上映には、軍艦島に徴用された経験を持つ90代男性2人が出席した。男性らと遺族は舞台あいさつで「強制徴用された人々の痛みと苦しみを国民が記憶できるようにしてくれ、心から感謝する」などと述べた。

 金長官は映画の鑑賞に先立ち、付近の飲食店で犠牲者の遺族や関連団体代表と懇談し、遺族の生活状況や苦労を尋ねた。

 金氏は映画について、「国民が日本による強制動員被害者の痛みと苦しみを理解し、共感する契機になればいい」と述べ、「政府は国民の目の高さに合った歴史の清算に最善を尽くす」とした。

慰安婦バッジつけた「軍艦島」出演者
慰安婦バッジつけた「軍艦島」出演者

韓国で来月公開予定の映画「軍艦島」(原題)の製作報告会が開かれ、出演俳優らが慰安婦問題解決のためのバッジを胸につけて登場した。「軍艦島」は日本による植民地時代に端島炭坑(軍艦島、長崎市)に強制徴用された朝鮮人が命がけで島を脱出しようとする姿を描いた。左からファン・ジョンミン、キム・スアン、ソ・ジソブ、イ・ジョンヒョン、ソン・ジュンギ=15日、ソウル(聯合ニュース)
(END)

話題作「軍艦島」公開
話題作「軍艦島」公開

話題の韓国映画「軍艦島」(原題)が全国の2168スクリーンで公開された。同作品は日本による植民地時代に端島炭坑(軍艦島、長崎市)に強制徴用された朝鮮人が命がけで島を脱出しようとする姿を描いている。軍艦島が上映されているソウル市内の映画館=26日、ソウル(聯合ニュース)
(END)

tnak51@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。