THAAD発射台4基を臨時配備へ 北の脅威に対応=韓国軍
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2017.07.29 10:44
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は29日、北朝鮮の度重なる大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル挑発に対応し、国内の米軍基地に保管している米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」発射台4基を追加で配備すると発表した。
米軍は今年3月にTHAADの発射台2基を基地に配備し、4月には新たに4基を韓国に持ち込んだが、別の基地に保管している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日の国家安全保障会議(NSC)で発射台4基を追加で配備するよう指示しており、軍関係者は「4基も臨時配備の概念として、米側と協議する」と説明した。
臨時配備は別途の工事も必要なく、環境影響評価と関係なく進めることができることから、軍は早期に配備を行い、作戦運用能力を確保する計画だ。
csi@yna.co.kr