北のICBM核搭載技術 「完成の判断難しい」=韓国国防相
記事一覧
2017.07.31 16:14
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の宋永武(ソン・ヨンム)長官は31日、国会国防委員会の全体会議に出席し、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の核弾頭搭載技術について、「完成したかどうかを判断するのは難しい」と述べた。
北朝鮮のICBM級「火星14」の発射実験については「大気圏再突入実験とみるのはやや早い」との見解を示した。
宋長官は「金正恩(キム・ジョンウン)は核とミサイルを保有してこそ政権を維持できるとみている」と指摘した上で、ミサイル発射の兆候を探知して北朝鮮に先制攻撃を加える「キルチェーン」を中心とした兵器システムを早期に構築し、国民が安心できるようにすると述べた。
hjc@yna.co.kr