文大統領支持率７０．３％に下落 対北朝鮮政策の混乱など影響
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが３日発表した文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率は７０．３％となり、前週に比べ３．７ポイント下落した。不支持率は３．０ポイント上昇した２２．２％になった。
調査は先月３１日から今月２日まで、全国の成人男女１５２１人を対象に実施された。
文大統領の支持率は前回の調査では超高所得層への増税推進などにより２週連続の下落から上昇に転じていた。
支持率と不支持率の差は４８．１ポイントとなり、初めて５０ポイントを割り込んだ。
リアルメーターは北朝鮮の弾道ミサイル発射後、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ、サード）」の追加配備決定など政策の混乱、大統領が夏休み入りした時期を巡る議論、マンション価格高騰の報道などが影響したと分析した。
政党支持率は、進歩（革新）系与党「共に民主党」が前週から２．１ポイント落ちた５０．５％となった。
保守系最大野党の「自由韓国党」は２．５ポイント上昇の１７．９％だった。中道系「国民の党」は１．９ポイント上がった６．８％となり、５週連続の最下位から３位に浮上した。
保守系「正しい政党」は０．７ポイント下落の５．２％、革新系の少数党「正義党」は１．６ポイント下がった４．８％だった。
北朝鮮が２８日夜に弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したことを受け、韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２９日午前、緊急の国家安全保障会議（ＮＳＣ）を主宰した。文大統領は対抗措置として、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ、サード）」の発射台４基を追加で配備するよう指示した（提供写真）＝２９日、ソウル（聯合ニュース）
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文在寅（ムン・ジェイン）大統領が大統領選当時、当選したら里親になると約束していた保護犬「トリ」が２６日午後、青瓦台（大統領府）にやって来た。文大統領は官邸前で動物保護団体の関係者と会い、トリを引き取った（青瓦台提供）＝２６日、ソウル（聯合ニュース）
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文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２７日、青瓦台（大統領府）に現代自動車の鄭義宣（チョン・ウィソン）副会長やポスコの権五俊（クォン・オジュン）会長ら企業トップを招き懇談会を開いた。ビールを飲みながら和やかな雰囲気の中で懇談する（左から）文大統領、オットゥギの咸泳俊（ハム・ヨンジュン）会長、ＬＧグループの具本俊（ク・ボンジュン）副会長、ＣＪグループの孫京植（ソン・ギョンシク）会長＝２７日、ソウル（聯合ニュース）
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夏休み中の韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が３１日、北東部の江原道・平昌の五台山周辺を散策した。３０日から７日間の夏休みに入った文大統領は来年の冬季五輪の開催地、平昌を訪問することで、国民の関心を高めたい考えだ。散策中、市民と握手を交わす文大統領（大統領府提供）＝１日、ソウル（聯合ニュース）
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