文政権の通商交渉本部長が就任 韓米FTA改定交渉で陣頭指揮
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2017.08.04 16:36
【世宗聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の初代通商交渉本部長(次官級)を務める金鉉宗(キム・ヒョンジョン)氏が4日、就任式に臨んだ。
金氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で外交通商部(現・外交部)の通商交渉本部長として米国との自由貿易協定(FTA)締結交渉を率いた経歴を持ち、約10年ぶりに同じ役職に復帰した。
通商交渉本部は保護貿易主義の台頭に対応し、通商交渉力を強化する狙いから、産業通商資源部の傘下機関として約4年ぶりに復活した。金氏は米国が求めているFTAの改定交渉で指揮を執ることになる。
金氏は就任のあいさつで、米国との交渉を念頭に「受動的で守勢に回ったゴールキーパーの姿勢は今すぐ捨てるべきだ」と強調した。
tnak51@yna.co.kr