韓国外相 比で多国間外交デビューへ=北朝鮮との接触に注目
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2017.08.05 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が5日午前、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)をはじめとするASEAN関連会議に出席するためフィリピン・マニラへ向けて出発する。
6月に就任した康長官は6日に韓ASEAN外相会議、7日にはASEANプラス3(韓中日)外相会議、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議、ARF閣僚会議に出席する予定だ。
外交部は「政府は会議で国際社会が団結し、北の核が不用であるという確固たるメッセージを発信し、(国連)安保理関連決議の忠実な履行などを通じて北の非核化をけん引しながら、朝鮮半島の平和構築のために今後も協力していく必要性を強調する」と話した。
康長官は米国や中国、日本など約15カ国の外相と2国間会談を行って北朝鮮問題などについて意見交換する予定だ。
またARF閣僚会議には北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が出席する予定で、南北外相の接触にも注目が集まる。北朝鮮の相次ぐ大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射で南北が正式な会談を開くのは難しいとの見方が多いが、何らかの接触はあるとみられる。
yugiri@yna.co.kr