ARF出席の北朝鮮当局者 南北外相会談に否定的
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2017.08.06 12:04
【マニラ聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席するためフィリピンを訪問した北朝鮮外務省のパク・グァンヒョク国際機構局副局長は6日、マニラ市内のホテルで韓国記者団に対し、李容浩(リ・ヨンホ)外相が韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と接触する可能性について、「対話しない」との姿勢を明らかにした。
パク氏は「確かなのか」との質問にも「はい」と答えた。
国連安全保障理事会の新しい対北朝鮮制裁決議が採択された中、北朝鮮当局者がこうした態度を示したため、ARFに合わせた南北外相の意味のある対話は実現されない公算が大きくなった。
ただ、ARFの会場で両氏が短い対話を交わす可能性は排除できない。
康長官は5日、マニラ入りした後に記者団に対し、「自然なきっかけがあるなら、(李外相に)対話をしなければならないことや、挑発を中止しなければならないこと、平和体制の構築のために最近行った二つの提案(軍事当局者会談と赤十字会談)について肯定的に対応しなければならないことを伝えたい」と述べ、李外相との対話に積極的な姿勢を見せた。
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