水産物の輸出好調 15カ月連続増加=韓国
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2017.08.06 17:14
【ソウル聯合ニュース】韓国の7月の水産物輸出額は2億1000万ドル(約232億円)で、前年同月比6.3%増加した。海洋水産部が6日、発表した。
輸出額は昨年5月以降、15カ月連続増加した。また、初めて月間輸出額が4カ月連続で2億ドルを超えた。
主要輸出品目のうち、マグロを抑え水産物部門トップに浮上したのりが輸出額増加をけん引した。7月ののりの輸出額は同77.4%増加し、6000万ドルを超えた。
このほか、カキ(519万ドル、同39.8%増)、タラ(484万ドル、同90.0%増)も輸出が急増した。
輸出先別では、日本向けが同9.1%増の8255万ドルだった。タイ(2563万ドル、同48.2%増)、米国(2160万ドル、37.9%増)への輸出額も大幅に増えた。
一方、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発し、韓国への報復措置が長期化している中国への輸出額は3268万ドルで、同15.7%減少した。
1~7月の輸出額(暫定集計)は13億3000万ドルで前年同期比11.1%増加した。
hjc@yna.co.kr