ミサイル指針の改定交渉 早期開始で合意=韓米外相
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2017.08.06 17:35
【マニラ聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席するためフィリピン・マニラを訪問している韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と米国のティラーソン国務長官は6日、同地で会談し、ミサイル指針改定に向けた交渉を早期に開始することで合意した。会談に同席した外交部当局者が伝えた。
両国は北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、射程800キロの韓国の弾道ミサイルに搭載できる弾頭の重量を現行の500キロから1トンに増やす方向で指針の改定を推進している。
一方、ティラーソン氏は、韓国政府が先月28日、北朝鮮が2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14」の発射実験を実施したことを受け、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の発射台4基を臨時的に追加配備することを決めたことについて、「重大な措置」と歓迎したという。
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