韓米日外相 きょうマニラで会談=対北朝鮮政策協議へ
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2017.08.07 08:50
【マニラ聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は7日、フィリピンの首都マニラで、ティラーソン米国務長官、河野太郎外相と韓米日3カ国外相会談を行う。北朝鮮が2回の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14」発射を強行したことを受けて採択された国連安全保障理事会の新たな制裁決議に関する対応策など、今後の北朝鮮政策を調整する。
3カ国外相は北朝鮮の相次ぐ挑発に対する評価を共有する一方、対北朝鮮制裁の履行に向け、中国とロシアに制裁履行に向けた協力を求めていく方針を確認する見通し。
康長官はこの日夜、河野外相との個別会談も行う。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、初の韓日外相会談となる。双方は国連安保理の新たな制裁決議の着実な履行を含め、北朝鮮問題での両国間協力について意見を交わすとみられる。
旧日本軍の慰安婦問題を巡る合意などについても議論する見通しだ。
康長官は韓国政府がタスクフォース(TF、作業部会)を立ち上げ、慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意の交渉過程や合意内容などの検証に乗り出したことなどを説明すると予想される。これに対し、河野外相は日本政府の従来の立場通り、合意の着実な履行を求めるとみられる。
各国の外相は東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議に出席するため、マニラを訪問している。
csi@yna.co.kr