韓国 けさのニュース(8月8日)
◇米国防総省「韓国とミサイル弾頭重量の拡大を協議中」
米国防総省のデービス報道官は7日(米東部時間)、記者団に対し、韓国が保有するミサイルの破壊能力に一定の制限は設けるものの、その制限の変更はあり得ると述べた。北朝鮮のミサイル性能の高度化に対し韓国軍のミサイル攻撃能力を向上させるため、ミサイルの弾頭重量を増やすことを韓国側と話し合っていると説明した。
◇パワハラ疑惑の軍ナンバー3 きょう取り調べ
韓国軍の序列3位にあたる朴贊珠(パク・チャンジュ)第2作戦司令官(陸軍大将)夫婦が自分たちの官舎で働く兵士に対しパワハラを行ったとされる問題で、国防部の検察団が8日午前に朴氏を取り調べる。軍の検察は事件の中間監査結果を発表した4日に朴氏を立件し、捜査に着手している。軍関係者によると、朴氏は「被疑者」として呼び出され調べを受ける予定だ。
◇北朝鮮 安保理決議に対し「国力総動員し物理的な行使」
北朝鮮の対韓国窓口機関、朝鮮アジア太平洋平和委員会が8日、報道官声明を発表し、国連安全保障理事会が採択した北朝鮮に対する新たな制裁決議を「(北朝鮮への)特大型のテロ犯罪」と見なした上で、「国力を総動員した物理的な行使」に踏み切ると威嚇した。朝鮮中央通信によると、朝鮮アジア太平洋平和委員会は「強化された総合的なわれわれの国力を総動員し物理的な行使を伴う戦略的な措置が厳しく取られるということを、絶対に忘れてはならない」と述べた。
◇人口当たりのコンビニ数 韓国は日本の1.5倍
韓国でコンビニエンスストアの数が急速に増え、人口当たりの店舗数が日本を上回ったことが8日、分かった。昨年末時点で韓国のコンビニ店舗数(上位6社)は3万4376店だった。人口1491人当たり1店のコンビニがある計算で、日本(2226人当たり1店)の約1.5倍の多さだ。
◇銀行の上半期純利益 前年比1.7倍増
韓国の銀行の上半期(1~6月)純利益が昨年同期の1.7倍に拡大したことが8日、分かった。金融監督院によると、銀行の上半期の純利益は8兆1000億ウォン(約7960億円)で前年同期から5兆1000億ウォン増加した。銀行本来の業務による利益である資金利益と、その他業務利益がそろって増加した。