ホンダの新型「CRーV」で腐食見つかる 韓国当局が調査開始
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2017.08.10 16:00
【世宗聯合ニュース】韓国の国土交通部は10日、車両の腐食現象が問題になっているホンダのスポーツタイプ多目的車(SUV)「オールニューCRーV」について調査を開始すると明らかにした。
自動車業界によると、CRーVオーナーらの交流サイトや中古車取引のインターネット掲示板などで、4月に発売された同車の購入者が相次いで腐食の被害を訴えているという。
ほとんどが、納車されてから間もないCRーVの内部の各所にさびが見つかったとの内容だった。
腐食とみられるさびは主に運転席のステアリングホイール(ハンドル)やダッシュボード下部の金属部品(ブラケット)、内部の鉄製の溶接部分などで発生している。
交流サイトの会員らは韓国消費者院、交通安全公団の自動車リコールセンター、自動車安全センターなどに報告したという。
ホンダ側は、CRーVの腐食の原因について内部調査中であり、米国で生産されてから約2カ月間の運送過程で海風を受けたことなどさまざまな可能性を全て検討するとしている。
国土交通部は調査結果を踏まえ、リコール(無料の回収・修理)など必要な措置を取る方針だ。
ynhrm@yna.co.kr