韓米国防相 30日にワシントンで会談=北朝鮮対応協議へ
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2017.08.14 18:48
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の宋永武(ソン・ヨンム)長官が30日、米ワシントンでマティス国防長官と会談し、北朝鮮に対する強力な警告のメッセージを発信する。国防部が14日に開かれた国会国防委員会に提出した資料で明らかにした。
先月の宋氏の長官就任後、韓米国防相会談が行われるのは今回が初めて。
韓米は定例安保協議(SCM)を10月にソウルで開催する予定だが、北朝鮮による核・ミサイルの脅威が高まったことを受け、両氏の会談が前倒しになったことが分かった。
両氏は今回の会談で北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する対応策や対北朝鮮制裁での協力、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備、韓米ミサイル指針の改定、有事作戦統制権の移管などの懸案について協議する見通しだ。また米国の戦略兵器を朝鮮半島に定期的に展開する案についても話し合われるという。
両国はミサイル指針について、射程800キロの韓国の弾道ミサイルに搭載できる弾頭の重量を現行の500キロから1トンに増やすなどの方向で改定を推進しており、今回の会談で合意する可能性が高いもようだ。
軍関係者は「北の核とミサイルの脅威に対応する案などが幅広く協議されるだろう」と話した。
yugiri@yna.co.kr