Go to Contents Go to Navigation

韓国の国家R&D予算2兆円に迫る 第4次産業革命に重点

記事一覧 2017.08.29 09:00

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は29日、2018年度予算案と2017~2021年の国家財政運用計画を発表した。来年度の研究開発(R&D)事業予算は今年度より0.9%増の19兆6338億ウォン(約1兆9000億円)となる。このうち、文在寅(ムン・ジェイン)政権の主要アジェンダ(行動計画)の第4次産業革命に向けた技術開発に約1兆3000億ウォン、国家科学技術の土台をつくる基礎研究に1兆5000億ウォンが投じられる。

 科学技術情報通信部の企画調整室は今回の予算案について、「2018年度は文在寅政権の国政課題推進を加速化する重要な時期。第4次産業革命をけん引できる基盤づくりとともに、研究者中心の基礎研究拡大、未来新産業育成に戦略的に予算を充てる予定」と説明した。

 来年度予算案によると、人工知能(AI)・ビッグデータ・高性能コンピューターなど、第4次産業革命に対応した「中核技術」開発に6518億ウォン、国防・医療・製造分野などと関連した「融合技術」開発に6869億ウォンが投じられる。

 また、研究者中心の挑戦的かつ創意的な研究に対する「基礎研究予算」は今年度より2000億ウォン多い1兆5000億ウォンとなる。このうち、新進研究者350人の研究室構築を支援する「初の革新研究室」には525億ウォンが充てられる。

 一方、科学技術情報通信部の来年度予算は今年度より0.6%増の14兆1759億ウォンとなる。このうち、R&D予算規模は今年度より0.9%多い6兆8110億ウォンで、国家R&D予算の34.4%を占める。

csi@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。