正恩氏の叔母・金慶喜氏 平壌近郊で療養中=韓国情報機関
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2017.08.31 17:49
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の叔母、金慶喜(キム・ギョンヒ)氏が平壌近郊で療養中であることが分かった。韓国の情報機関、国家情報院がこのほど国会情報委員会の全体会議で報告した。複数の出席議員が31日、聯合ニュースの取材に対し明らかにした。
慶喜氏は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の実妹。糖尿病やアルコール依存症など持病による問題を抱えているという。
故金日成(キム・イルソン)主席の直系の「白頭血統」である慶喜氏は、金正日政権の中核として活動し、金正恩政権発足後は正恩氏の後見役を務めた。
しかし、2013年12月に夫の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑されてからは公の場に姿を見せなくなり、党書記や最高人民会議代議員(国会議員に相当)など全ての職を退いた。
そのため、これまで毒殺説や粛清説などが流れたほか、持病が悪化し危篤状態にあると報じられたこともあった。
hjc@yna.co.kr