文大統領 メルケル首相と電話会談=「さらに強い対北制裁決議推進」
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2017.09.04 23:37
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日夜、ドイツのメルケル首相と電話会談し、北朝鮮の核実験への対応について議論した。
文大統領は今回の核実験について、「規模や性格の側面で過去とは次元が異なる重大な挑発」と指摘。「これまで忍耐心を持って核とミサイル開発の中止と放棄を求めてきたが、もはや北が痛感できる強力かつ実質的な対応措置が必要だ」と強調した。
その上で、「今後、追加の挑発を暴挙見過ごさない」として、「国際社会と協力し、最も強い制裁と圧力など報復措置を取る」と表明。「さらに強い対北制裁決議の採択を推進する」と述べ、ドイツの積極的な役割を要請した。
メルケル首相は「全面的に協力する」と応じた。
韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は両氏の会談について、「国際社会が一致団結し、最高水準の制裁と圧力を加えることは北が自ら対話のテーブルに出るようにするためで、難しい状況でも北の核とミサイル問題の平和的な解決という基本原則は明確に守らなければならないことで一致した」と伝えた。
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