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韓中日の通信社がソウルで合同写真展 五輪成功願う

記事一覧 2017.09.05 18:13

【ソウル聯合ニュース】開幕まで約5カ月となった平昌冬季五輪・パラリンピックの成功を祈願し、韓国の国家基幹通信社、聯合ニュースと日本の共同通信、中国の国営新華社が共催する写真展が5日、ソウルの大韓民国歴史博物館で始まった。

開幕式のセレモニー=5日、ソウル(聯合ニュース)

開幕式のセレモニー=5日、ソウル(聯合ニュース)

 写真展は平昌五輪や2020年の東京夏季五輪、22年の北京冬季五輪を控え、それぞれの国を代表する通信社が合同で開催するもので、聯合ニュースの提案で実現した。

 文化体育観光部の盧泰剛(ノ・テガン)第2次官は開会のあいさつで、「韓中日の3カ国がスポーツ・文化を通じた交流・協力をさらに活発にすることを期待する」と強調。「今回の写真展が東アジア文化共同体を作っていく出発点になるように願う」と述べた。

 邱国洪・駐韓中国大使は「スポーツ行事の相次ぐ開催により、世界が東方に注目すると思われ、これは3カ国にとっても東アジアにとっても名誉なこと」として、「ニュース通信社3社が合同で開催する写真展は意味深く、有益な行事」と評価した。 

 長嶺安政・駐韓日本大使は、「報道写真は読者にニュースのポイントを伝える重要なツールであり、フォトジャーナリストの高い技術と力量が求められる」とし、「3カ国を代表するニュース通信社の報道写真を同時に鑑賞できることは大変貴重な機会」と話した。

 聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン)社長はあいさつで、「韓中日を代表するニュース通信社はそれぞれの五輪が3カ国の国民の高い関心と参加への熱意の中で全て開催を成功させることを祈る意味で写真展を開くことにし、今回の写真展がそのスタート」と説明した。

 また「ソウルでの写真展を踏み台とし、東京と北京の写真展も成功すると信じる」とした上で、「民間外交行事の性格も持つ写真展が3カ国の友好と協力の強化にも貢献することを願う」と呼びかけた。 

 開会式には平昌冬季五輪・パラリンピック大会組織委員会の呂洞九(ヨ・ヒョング)事務局長やニュース通信振興会の李文鎬(イ・ムンホ)理事長、外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)多者外交調停官らも出席した。

 博物館の広場にはスポーツ、文化、芸術、自然、歴史など多様な分野の3社の報道・写真資料90点が展示された。

 写真展は11月30日まで行われる。展示場には平昌五輪のマスコット「スホラン」とパラリンピックのマスコット「バンダビ」の人形が置かれ、五輪PRブースも設置された。 

yugiri@yna.co.kr

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