外国人客向け飲食店「覆面調査」へ 韓国観光公社
記事一覧
2017.09.06 11:55
【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が6日、外国人観光客が多い地域で飲食店のサービスの品質を評価する覆面調査チーム「ミステリーショッパー」を立ち上げた。来年韓国で平昌冬季五輪・パラリンピックが開催されるのを前に、外国人観光客向け飲食店のサービスを改善し、グルメツアーを活性化させるなど韓国旅行の満足度を高めたい考えだ。
韓国人と外国人、それぞれ50人がミステリーショッパーとして活動する。9月から11月にかけ、ソウル市、京畿道、仁川市、釜山市、全羅北道、江原道の6自治体内の観光地などにある飲食店400カ所を調査する予定だ。客を装って店を訪ね、サービスの質やメニューの外国語表記などの実態を調べる。団体観光客向けの飲食店50カ所については実際に利用した外国人観光客に満足度を尋ね、サービス評価の資料として活用する。
総合評価で「最優秀」ランクとされた飲食店には、国内外の広告・宣伝活動などを積極的に支援する。サービスの質が低いと評された飲食店にはコンサルティングを行い、改善を促す計画だ。
観光公社側は「韓国を訪れる外国人観光客の半数がグルメを楽しんでいることが分かった。飲食店のサービスの質改善が重要となっている」と説明。この調査を通じ外国人観光客向けの飲食店の品質と集客サービスを向上させるとした。
mgk1202@yna.co.kr