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韓米国防相が電話会談 合同演習・戦略兵器配備の強化で一致

記事一覧 2017.09.07 09:05

【ソウル、ワシントン聯合ニュース】韓国国防部の宋永武(ソン・ヨンム)長官は5日夜、マティス米国防長官と電話会談し、北朝鮮の6回目核実験に対抗し朝鮮半島とその周辺での韓米合同軍事演習、朝鮮半島への米戦略兵器の定例的な配備を強化することで一致した。国防部が6日、「北の挑発を抑止し朝鮮半島の連合防衛態勢を一層強化していくため」として、このように伝えた。

宋氏(右)とマティス氏は米国で8月30日(現地時間)に会談している(韓国国防部提供、資料写真)=(聯合ニュース)

宋氏(右)とマティス氏は米国で8月30日(現地時間)に会談している(韓国国防部提供、資料写真)=(聯合ニュース)

 両国防相は北朝鮮の脅威への備えと北東アジア、アジア太平洋地域の平和と安定に向け、韓米両国はもちろん、韓米日による防衛協力を引き上げる方策を話し合った。マティス氏は米国の拡大抑止の公約を含め、隙の無い安全保障公約を再確認したという。

 米国防総省の報道官によると、マティス氏は「北朝鮮のいかなる攻撃も『この上なく効果的で圧倒的な対応』に直面するだろう」と強調した。

 韓国国防部は「両長官は今回の(北朝鮮による)挑発が朝鮮半島とアジア太平洋地域全般の平和と安定に深刻な脅威となる、容認できない挑発という見方で一致した」と伝えた。さらに「両長官は北のこうした無謀な挑発行為が、核保有国の地位を認められることはおろか、北が一層孤立し北の住民にさらに困難な状況をもたらすだけだということを強調した上で、北に対し直ちに挑発をやめ、真剣に非核化対話の場に出るよう強く促した」とした。

 両国防相は国際社会の対応について、実施中の制裁の完全な履行に加え新たな制裁を科すなど、強力な外交的な報復措置を取ることで意見が一致したという。

 韓国国防部は「両長官は北の6回目核実験の強行を国連安全保障理事会決議の明白な違反であり、朝鮮半島とアジア太平洋地域の平和と安定に対する重大な脅威と見なし、強力に糾弾した」と伝えながら、北朝鮮の核・ミサイル脅威の解決に向け常に緊密な連携を維持していくとした。

 mgk1202@yna.co.kr

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