北朝鮮が韓米日を威嚇 「制裁に執着すれば断固たる対応に直面」
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2017.09.08 09:00
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関、朝鮮アジア太平洋平和委員会は7日に報道官声明を発表し、北朝鮮の6回目核実験に対し国連安全保障理事会で新たな制裁決議を採択しようとする米国や韓国、日本に警告を発した。
朝鮮中央通信によると、朝鮮アジア太平洋平和委員会は「米国は水素弾(水爆)保有で変わった相手(北朝鮮)の地位と重さを慎重に察し、これ以上むやみに騒ぎ立てるべきではない」とし、「制裁と圧力に執着すれば、米国としては到底耐えることのできない断固たる対応に直面することになる」と威嚇した。
また、韓国政府に対し、「責任も持てない『強力な軍事的対応』を言いながら身のほどをわきまえず騒いではならない」とした。また、「われわれは南朝鮮(韓国)を相手にしようと核を開発し水素弾まで保有したのではない。核や戦略弾道ロケット(ミサイル)でなくても簡単に相手にできる準備ができている」と強弁した。
日本に対しては「これ以上、米国の手足となって醜く振る舞うべきではない」とし、「恐ろしい打撃力と命中効果を持つ多種多様な原子弾(原爆)と水素弾、ロケットを保有した世界的な軍事大国である朝鮮民主主義人民共和国が最も近くにいることを肝に銘じるべきだ」とけん制した。
さらに、世界は北朝鮮の核問題に対し正しい認識を持つ必要があると主張。北朝鮮の水爆の保有が米国など大国の強権と専横を終息させ、公正な国際秩序を確立させることになるとした。
mgk1202@yna.co.kr