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韓国国会 憲法裁所長候補の任命同意案を否決=空席長期化

記事一覧 2017.09.11 16:08

【ソウル聯合ニュース】韓国憲法裁判所長候補の金二洙(キム・イス)氏に対する任命同意案が国会で否決された。

否決を告げる丁世均(チョン・セギュン)国会議長=11日、ソウル(聯合ニュース)

否決を告げる丁世均(チョン・セギュン)国会議長=11日、ソウル(聯合ニュース)

 国会は11日の本会議で、金氏の任命同意案に対する採決を実施、出席議員293人のうち賛成145人、反対145人、棄権1人、無効2人で否決した。

 憲法裁判所長の任命同意案が国会で否決されたのは韓国の憲政史上初めて。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足、任命同意案の採決が否決されたのも今回が初めてとなった。

 1月31日に前任の朴漢徹(パク・ハンチョル)氏が憲法裁判所長を退任してから同ポストの空席は過去最長を更新し続けており、今後もさらに長期化する見通しだ。

 新政権発足から約5カ月たって開かれた人事聴聞が失敗に終わったことで、与党執行部の求心力低下が予想され、責任論を巡って今後、混乱も避けられない見通しだ。

yugiri@yna.co.kr

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