北朝鮮を糾弾 「没落の道に」=韓米首脳が電話会談
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2017.09.17 14:11
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のトランプ大統領は17日に電話会談し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを強く糾弾した。韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が明らかにした。
両氏は北朝鮮の核・ミサイルによる挑発に対応し、両国の連携をさらに強化することで一致した。また、挑発を続けるほど国際社会から外交的孤立を深め、経済的圧迫を受けて没落の道に追い込まれることを北朝鮮が悟るよう、さらに強力かつ実効性のある制裁と圧力を加えることにした。
国際社会と緊密に連携し、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の徹底した履行が重要との認識を示し、関連した協議を続けていくことにした。
文大統領は「北の挑発に効果的に対応し、朝鮮半島の平和と安定を守るためには独自の抑止・防衛能力や韓米合同防衛能力を継続的に強化する必要がある」として、さらなる協力に期待を示した。
これに対し、トランプ大統領は「米韓同盟を全面的に支持し、同盟強化のレベルから必要な支援と協力を続ける」と応じた。
両氏は国連総会に合わせ、21日に安倍晋三首相を交えた3カ国首脳会談に臨み、北朝鮮への対応などについて協議する。
両氏の電話会談は文大統領が就任してから5回目で、両国間のミサイル指針を改定し、韓国軍の弾道ミサイルの弾頭重量制限を撤廃することで合意した今月4日以来となる。
今回はトランプ大統領の要請で午前11時から25分間行われた。
kimchiboxs@yna.co.kr