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米軍の空母打撃群 10月に朝鮮半島周辺へ=韓国軍と合同演習

記事一覧 2017.09.18 11:46

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は18日に開かれた国会国防委員会全体会議への報告資料で、核とミサイルによる北朝鮮の威嚇に対抗するため実効的な措置を取ると報告した。今月から朝鮮半島周辺に米国の戦略兵器が展開され、合同演習が実施される。

米軍の原子力空母ロナルド・レーガン。甲板の様子(資料写真)=(聯合ニュース)

米軍の原子力空母ロナルド・レーガン。甲板の様子(資料写真)=(聯合ニュース)

 国防部によると、今月中に米軍の戦略爆撃機B1Bを展開する訓練を行い、今月から10月初めまでに韓米日で北朝鮮ミサイルを海上で探知・追跡する訓練も実施する計画だ。10月には米軍の原子力空母ロナルド・レーガンをはじめとする空母打撃群が朝鮮半島周辺海域に展開され、韓国海軍と合同演習を行う。

 国防部は「米国の戦略資産(兵器)の定例的な配備を持続的に強化し、(韓米)ミサイル指針改定に向けた協議を速やかに完了する」と報告。さらに「韓国型3軸体系戦力の早期確保に努め、各種の国防協力協議の枠組みを通じて対北制裁と圧力へ国際社会との協調を強化する」とした。3軸体系とは、北朝鮮にミサイル発射の兆しがあれば先に破壊する「キルチェーン」、発射されたミサイルを迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)」、北朝鮮が攻撃してきた場合に指導部などに報復攻撃を行う「大量反撃報復(KMPR)」からなる韓国軍独自の取り組み。

 国防部はまた、北朝鮮のミサイルが韓国の領空を通過することに備え、国民と軍への警報発令の準備を進めていると説明した。韓国領空を通過する北朝鮮ミサイルの迎撃に関する説明はなかった。

mgk1202@yna.co.kr

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