文大統領の訪米 「対北で連携・外交の幅広げた」=韓国大統領府
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2017.09.25 13:26
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は25日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の先週の米ニューヨーク訪問について「北の核問題解決と朝鮮半島の平和に向けた首脳外交を成功裏に行った」と評価する報道資料を出した。
文大統領は米国滞在中、国連事務総長との会談、国連総会での一般討論演説、韓米首脳会談、韓米日首脳会談などに臨んだ。青瓦台は、韓米首脳会談では北朝鮮の度重なる挑発への対応策と連携強化策を集中的に協議したとし、韓米日首脳会談では北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するための連携を確認したと説明した。
国連のグテレス事務総長との会談については、北朝鮮核問題の解決と朝鮮半島を巡る緊張の緩和、グローバル懸案における韓国と国連の協力を深めたことを成果に挙げた。
また「韓国の大統領として初めて就任初年に国連総会に出席し、約120カ国首脳とのネットワークを拡大した。英国、イタリア、チェコ、セネガルの首脳らと会談し、外交の幅を広げた」と説明した。
このほか、韓国で来年開催される平昌冬季五輪を大々的に広報したこと、ニューヨークの金融・経済界の関係者200人余りと対話して北朝鮮リスクに対する投資家の不安解消に努めたことも訪米の成果に挙げた。
tnak51@yna.co.kr