北朝鮮外相「領空外でも米戦略機撃ち落とせる」=自衛的権利と主張
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2017.09.26 00:50
【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は25日午前(日本時間25日夜)、ニューヨーク市内で、「米国が宣戦布告をした以上、米戦略爆撃機がわが領空に入らなくても、撃ち落とせる権利を含め、全ての自衛的対応権利を保有する」と主張する声明を発表した。
李氏の発言は米戦略爆撃機B1Bランサーが23日に武力誇示のため、北朝鮮東沖の国際空域を飛行したことに反発したものと受け止められる。
米国が追加の武力示威に乗り出す場合、自衛権を行使し、軍事対応に乗り出すこともあり得ることを強調したことになる。
李氏は「米国の現職の大統領が言った言葉であるため、明白な宣戦布告。全世界は米国が先にわれわれに宣戦布告したことを記憶すべき」と話した。
李氏は23日の国連演説でも、国連の対北制裁が不当だと主張し、「米国とその追従勢力がわが共和国指導部に対する斬首(作戦)や軍事的攻撃の兆候を示した場合、先制行動で予防措置を取る」と警告していた。
csi@yna.co.kr