米原子力空母 今月中旬ごろ朝鮮半島近海へ=韓国軍と合同訓練
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2017.10.01 07:30
【ソウル聯合ニュース】米軍の原子力空母などが今月中旬ごろ朝鮮半島近海に展開し、韓国海軍と合同訓練を行う見通しだ。韓国軍の関係者は1日、米原子力空母ロナルド・レーガン率いる空母打撃群が15日前後に朝鮮半島東の海域に出動する日程について米国と協議中だと伝えた。
派遣される空母打撃群はイージス駆逐艦、ミサイル巡洋艦、支援艦、核ミサイルを搭載したオハイオ級戦略原子力潜水艦などで構成される。
空母打撃群は同海域で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含む北朝鮮の弾道ミサイルを探知・追跡・迎撃する訓練を韓国海軍と実施するとされる。このうち弾道ミサイルの迎撃は、互いに情報を共有しながらシミュレーションの形で行われる。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した北朝鮮の潜水艦を想定した探知・追跡訓練も実施される。
米海軍第7艦隊に所属するロナルド・レーガンは、日本の横須賀に配備されている第5空母打撃群の旗艦。全長333メートル、排水量10万2000トンで、甲板に戦闘機をはじめとする航空機約80機を搭載する。
tnak51@yna.co.kr