ソウルを危険にさらさぬ軍事的選択肢ない=北朝鮮紙
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2017.10.01 15:27
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は1日、マティス米国防長官が言及した「ソウルを重大な危険にさらさない軍事的選択肢」は存在しないと主張した。
同紙は個人名義の論評で、「米帝(米国)の好戦狂らは、不安と恐怖におびえる傀儡(かいらい、韓国を指す)を安心させようと『ソウルを危険にさらさない軍事的選択肢』があるとしながら策動している」と非難した。
続けて「ソウルを危険に陥れない軍事的選択肢など最初からない。万一、米帝のつまらぬ戦争狂気で朝鮮半島で戦争が起きた場合、南朝鮮(韓国)全域が焼け野原になる可能性がある」と威嚇した。
マティス国防長官は先月18日(現地時間)、国防総省で記者団から「ソウルを重大な危険に陥らせることなく北朝鮮に取り得る軍事的なオプションがあるか」と問われ、「ある。しかし詳細は言わない」と答えた。
hjc@yna.co.kr