北朝鮮の労働党全体会議 「内部結束に重点」と評価=韓国
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2017.10.08 14:42
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は8日、北朝鮮・朝鮮労働党の全体会議開催について、「対北制裁が強化される中、核開発を引き続き推進しながら、経済的に困難な状況下で内部の結束を図ることに重点を置いたとみられる」と評した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長(党中央委員)が政治局の候補委員に選任されるなどの人事が行われたことについては、「分析に時間がかかりそうだ」と述べた。
北朝鮮の朝鮮中央通信などによると、金委員長は7日に労働党の第7期2回全体会議を主宰し、核開発と経済発展を同時に進める「並進路線」の継続と「自力更生」を通じた制裁の克服を呼びかけた。会議では組織問題も取り上げられ、人事発表が行われた。
csi@yna.co.kr