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16世紀末の朝鮮水軍の石の弾丸 韓国で初めて発掘 

記事一覧 2017.10.12 18:27

【ソウル、鳴梁海峡聯合ニュース】韓国の文化財庁国立海洋文化財研究所は12日、南西部・全羅南道の珍島と海南の間にある鳴梁海峡で見つけた壬辰倭乱(文禄・慶長の役)があった16世紀末当時の高麗青磁や土器など約120点を公開した。

公開された石の弾丸=12日、鳴梁海峡(聯合ニュース)

公開された石の弾丸=12日、鳴梁海峡(聯合ニュース)

 鳴梁海峡では2012年から今年まで5回にわたり調査が行われ、発掘された遺物は合計約910点になった。

 今回の調査では石で作った朝鮮水軍の弾丸が初めて見つかった。直径約2.5センチで、鳥の卵のような形をしており、「鳥卵弾」と呼ばれる。当時、鉄を入手するのが難しく、石で弾丸を作ったことから、朝鮮水軍が切迫していたことを示しているとされる。

 研究所によると、鉄製の鳥卵弾や、これよりも大きい石の砲弾はこれまでの調査でも見つかっていたが、石の鳥卵弾が見つかったのは初めてという。

yugiri@yna.co.kr

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