ノベリス韓国法人と神戸製鋼のアルミ合弁会社 蔚山に設立
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2017.10.13 11:28
【蔚山聯合ニュース】米アルミ大手ノベリスの韓国法人(本社・ソウル)と神戸製鋼所(本社・神戸)が韓国南東部・蔚山に設立したアルミ板圧延品製造の合弁会社「蔚山アルミニウム」が13日、本社で設立記念式を開いた。
蔚山アルミニウムはノベリス韓国法人が蔚山工場(生産能力年30万トン)を分社化して設立した会社で、神戸製鋼所が株式の50%を3億1500万ドル(約350億円)で取得した。生産したアルミ板圧延品をノベリスと神戸製鋼所がそれぞれ中国や韓国、日本に販売する。
蔚山市とノベリス、神戸製鋼所は記念式で「戦略的投資協力パートナーシップ」の構築に向けた覚書(MOU)を交わした。企業側の戦略的投資と蔚山市の支援事項などに関する基本的な合意を明記したものだ。
蔚山市は、合弁事業により蔚山がアジアのアルミ産業をけん引する生産基地としての役割を担えるものと期待を寄せている。
tnak51@yna.co.kr