韓国シネコン大手ＣＪ ＣＧＶ　ロシア進出へ

【ソウル聯合ニュース】韓国のシネマコンプレックス（複合型映画館）大手ＣＪ ＣＧＶがロシアに進出する。

　ＣＪ　ＣＧＶは２３日、不動産開発を手掛けるロシアのＡＤＧグループとジョイントベンチャー設立契約を締結したと発表した。両社は来年からモスクワに映画館を順次オープンし、２０２０年までに３３館・１６０スクリーンを運営する計画だ。

　ＡＤＧグループは１４年にロシア政府からモスクワのショッピングセンターの開発・運営プロジェクトを受注した。投資額が約９億９０００万ドル（約１１２６億円）、建築面積が約１６０万平方メートルに上る大型プロジェクトだ。ＣＪ ＣＧＶはショッピングモール内に併設される映画館の運営事業者に選定された。

　ＣＪ ＣＧＶの海外進出は中国、米国、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、トルコに続きロシアが７カ国目となる。２０年までに合計１万スクリーン・観客数７億人達成を目標に海外進出をさらに加速させる方針だ。

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