米国防長官「われわれの目標は戦争でなく朝鮮半島非核化」 板門店訪問で
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2017.10.27 13:42
【ソウル聯合ニュース】マティス米国防長官は27日、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と共に、南北軍事境界線のある板門店の共同警備区域(JSA)を訪れ、「われわれの目標は戦争ではなく、完全かつ検証可能で不可逆的な朝鮮半島の非核化」と述べた。
また、国連安全保障理事会の全会一致の糾弾に関連し、「北朝鮮は地域と世界の安保を脅かす挑発を続けている」と非難。米国は金正恩(キム・ジョンウン)政権の脅威に、韓国国民と共に対応していると強調した。
マティス長官は28日にソウルで開かれる韓米定例安保協議(SCM)に出席するため、この日早朝にソウル南方の烏山空軍基地に到着した。
この日午後に文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問し、在韓米軍戦友会と韓米同盟財団が共催する「韓米同盟夕食会」にも出席する予定。
マティス長官と宋長官は、SCMで北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗するための米国の「核の傘」提供による拡大抑止強化など安全保障懸案を協議するとされる。
csi@yna.co.kr