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「帝国の慰安婦」著者 上告の意向表明=韓国

記事一覧 2017.10.27 17:56

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を扱った著書「帝国の慰安婦」で慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして在宅起訴され、27日の控訴審判決で罰金1000万ウォン(約100万円)の有罪判決が言い渡された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授(日本語日本文学科)は、無罪だった一審判決が破棄され有罪となったことについて「(判決は)先入観だけで下された間違った判断」と述べ、上告する意向を表明した。

ソウル高裁で報道陣の質問に答える朴氏=27日、ソウル(聯合ニュース)

ソウル高裁で報道陣の質問に答える朴氏=27日、ソウル(聯合ニュース)

 高裁は、著書の内容に歴史的事実を歪曲(わいきょく)した部分があり、これにより慰安婦被害者に大きな精神的苦痛を与えたことなどを判決理由に挙げた。

 朴氏は「慰安婦問題について今も研究中で、韓国はもちろん日本でも多くの資料が出ており、(執筆当時)私の意見が間違っているとの認識はなかった」と主張した。

hjc@yna.co.kr

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