米戦略兵器の巡回配備拡大で合意=韓米
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2017.10.28 12:41
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開いた。協議後、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は共同記者会見で、「米国の拡大抑止の実行力を向上させるため、米国の戦略資産(兵器)の巡回配備を拡大し、多様な抑止策について協力を強化していくことで一致した」と述べた。
宋氏は「両国は北の無謀な挑発行為を強く批判し、北の非核化達成のための韓米両国の外交努力を強固な韓米合同防衛態勢で強力に後押ししていくことにした」と表明。また、米軍から韓国軍への有事作戦統制権移管に関し、「条件と時期を考慮し、移管が早期に可能になるよう、来年のSCMまで移管計画を共同で発展させることにした」として、「現在の合同防衛態勢を一層強固に発展させる方向で移管を推進するという原則で合意した」と明らかにした。
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