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韓米 北朝鮮に強く警告=米戦略兵器の巡回配備拡大へ

記事一覧 2017.10.28 17:08

【ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と米国のマティス国防長官は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開き、核・ミサイル挑発を続ける北朝鮮に強い警告を発した。

共同記者会見で握手を交わす宋氏(右)とマティス氏=28日、ソウル(聯合ニュース)

共同記者会見で握手を交わす宋氏(右)とマティス氏=28日、ソウル(聯合ニュース)

 文在寅(ムン・ジェイン)政権が推進している米軍から韓国軍への有事作戦統制権の早期移管については、米国側が積極的に協力する意思を示し、両国の首脳が合意したミサイル弾頭重量制限の解除を「最も早い時期」に履行することにしたことは成果として挙げられる。

 韓国国防部は今回のSCMを通じ、「外交的、経済的制裁と圧力を最大限強化し、北の非核化措置をけん引しながら、韓米同盟の強力な軍事能力と態勢を維持し、こうした努力を後押しすることにした」と説明した。

 共同声明に「両国首脳が合意した朝鮮半島と朝鮮半島周辺に対する米戦力資産(兵器)の巡回配備の拡大とリンクし、米海軍と空軍の戦略資産の朝鮮半島展開頻度と水準が高まっていることに注目する」との内容が盛り込まれたことに関しては、「宋長官の巡回配備拡大要請を(米国側が)受け入れたという意味」と強調した。国防部関係者は「今年の(米)戦略兵器の展開は昨年の2倍」と説明した。

 両国は来年10月に米ワシントンで開催される次回のSCMまで、有事作戦統制権の移管計画を補完する方針だ。来年のSCMで韓国軍が有事作戦統制権を行使できる条件を整えたかを評価するとみられる。

 国防部は「両国は韓国軍の最先端の兵器獲得と開発のために緊密に協力していくことにした」とし、有事作戦統制権行使のために必要な多数の米国製兵器を購入する計画を示唆した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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