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北核実験での放射性物質拡散予測 北海道到達も韓国海域には達せず

記事一覧 2017.10.30 08:40

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核実験により放射性物質が大気中に放出されたとしても韓国の海域には拡散しないと、韓国の政府系研究機関、韓国海洋科学技術院が分析した。国会農林畜産食品海洋水産委員会に所属する与党議員が30日、同技術院から入手した報告書の内容を明らかにした。

韓国海洋科学技術院は北朝鮮の核実験で放射性物質が大気中に放出されたと想定して濃度の分布を調べた。この報告書の内容を明らかにした議員によると、北朝鮮の核実験による海洋生態系への影響をシミュレーションするのはこれが初めて(同議員室提供)=(聯合ニュース)

韓国海洋科学技術院は北朝鮮の核実験で放射性物質が大気中に放出されたと想定して濃度の分布を調べた。この報告書の内容を明らかにした議員によると、北朝鮮の核実験による海洋生態系への影響をシミュレーションするのはこれが初めて(同議員室提供)=(聯合ニュース)

 韓国海洋科学技術院は北朝鮮が6回目核実験を実施した直後、放射性物質が韓国近海まで広がる可能性を調べるための模擬実験(シミュレーション)を行った。主要な放射性物質であるセシウム137の大気中濃度の分布をみると、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場を中心に北東へと拡散し北海道に達するが、韓国の海域に入る可能性はないことが分かった。

mgk1202@yna.co.kr

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