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韓日友好の象徴「朝鮮通信使」資料 ユネスコ記憶遺産に登録へ

記事一覧 2017.10.30 12:06

【釜山聯合ニュース】朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節「朝鮮通信使」に関する資料が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録される見通しだ。27日まで開かれたユネスコ国際諮問委員会(IAC)が登録を勧告することを決めた。釜山市と釜山文化財団が30日、明らかにした。

朝鮮通信使を再現した行列(資料写真)=(聯合ニュース)

朝鮮通信使を再現した行列(資料写真)=(聯合ニュース)

 諮問委の勧告を踏まえ、ユネスコ事務局長が1週間以内に最終決定し、発表する。

 釜山文化財団と長崎県対馬市のNPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」が昨年3月、共同申請したもので、朝鮮通信使に関する外交文書や旅程の記録、文化記録など111件333点(韓国側63件124点、日本側48件209点)が対象。

 朝鮮通信使は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で断絶した朝鮮との交流を回復するため江戸幕府の要請を受け派遣が始まった。1607~1811年に12回日本に派遣され、両国の平和と善隣友好の象徴とされる。

日本画家が描いた朝鮮通信使
日本画家が描いた朝鮮通信使

1711年に朝鮮通信使として日本に派遣された趙泰億(チョ・テオク)を描いた日本画家の肖像画。14日からソウルの国立古宮博物館で始まるテーマ展「絵で見る朝鮮通信使」で展示される(国立古宮博物館提供)=13日、ソウル(聯合ニュース)
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「朝鮮通信使」の行列
「朝鮮通信使」の行列

韓国・釜山で韓日友好の象徴とされる「朝鮮通信使」の行列などを再現する「朝鮮通信使祭り」が開かれている。同市内の竜頭山公園で行われた行列の様子=8日、釜山(聯合ニュース)
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韓日友好の象徴「朝鮮通信使」
韓日友好の象徴「朝鮮通信使」

韓国・釜山で韓日友好の象徴とされる「朝鮮通信使」の行列などを再現する「朝鮮通信使祭り」が開かれている。同市内の竜頭山公園で行われた行列の様子=8日、釜山(聯合ニュース)
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日本から寄贈の金びょうぶ3点公開
日本から寄贈の金びょうぶ3点公開

国立中央博物館は28日、朝鮮王朝時代に日本に派遣され、両国の友好関係の象徴とされる外交使節「朝鮮通信使」が18世紀に江戸幕府から贈呈された金びょうぶ3点を館内の収蔵庫で確認したと発表した。写真はそのうちの1点で1764年に贈られた「鎭西八郞」(横378センチ、縦166センチ、提供写真)=28日、ソウル(聯合ニュース)
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ikasumi@yna.co.kr

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