ロッテ創業者に懲役10年求刑 横領や背任の罪=韓国検察
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2017.11.01 16:10
【ソウル聯合ニュース】横領や背任の罪に問われたロッテグループ創業者で現在は総括会長の辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)被告の論告求刑公判が1日、ソウル中央地裁で開かれ、検察は懲役10年と罰金3000億ウォン(約306億円)を求刑した。
検察は「地位と役割、得た利益の大きさなどを考慮すると、年齢や健康状態を勘案しても厳しい刑事処罰が避けられない」と求刑の理由を説明した。
格浩被告は、長男の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)ロッテホールディングス(HD、本社・東京)前副会長ら創業家一族に509億ウォン相当の給与を不正に支給した特定経済犯罪加重処罰法上の横領罪のほか、脱税、背任の罪に問われている。
これに先立ち検察は10月30日、横領や背任の罪で共に起訴された格浩被告の次男で韓国ロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)被告に懲役10年と罰金1000億ウォンを、横領の罪に問われた東主被告に懲役5年と罰金125億ウォンを求刑した。
判決はいずれも12月22日に言い渡される。
tnak51@yna.co.kr