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中国の「韓流禁止令」解除か TVに韓国歌手出演・平昌五輪紹介も

記事一覧 2017.11.02 14:52

【北京聯合ニュース】昨年7月に米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備が決定してから中断していた韓流芸能人の中国でのテレビ出演が再開され、「限韓令(韓流禁止令)」が事実上解除されたのではないかとの見方が出ている。

中国に到着した韓国のガールズグループMAMAMOO(微博より)=(聯合ニュース)

中国に到着した韓国のガールズグループMAMAMOO(微博より)=(聯合ニュース)

 韓中両国が先月31日に関係改善に向けた関連協議の結果を発表した直後であることから、韓中間の文化交流が再開されるのではないかとの期待が高まっている。

 業界関係者は2日、韓国のガールズグループMAMAMOO(ママム)が先月31日に中国を訪れ、四川衛星テレビの音楽番組の録画に参加したと伝えた。

 中国は、韓国のTHAAD配備決定に対する「報復」として韓流芸能人の出演と番組放送などを中止し、インターネットを通じて発信される韓流の最新動画まで遮断してきたが、状況は変化した。

 中国動画サイト大手の愛奇芸や優酷ではまだ動きがないものの、中国の中小の動画サイトでは韓国ドラマの輸入を再開しようとする動きもみられる。

 業界の消息筋は「このほど韓中関係改善の発表が行われた後、一部の中小動画サイトを中心に韓国ドラマ輸入再開のための接触が始まったと承知している」とし、「韓中合作プロジェクトも少しずつ再開されるとみている」と述べた。

 また、1日夜には中国の国営中央テレビ(CCTV)が平昌冬季五輪の特集番組を放送し、韓中の友好関係を強調した。

 この日の番組では平昌五輪の開催地に向かった特派員が五輪関連施設を紹介し、五輪のマスコットが登場する広報映像や聖火リレーなどを報道した。また、五輪招致成功までのストーリーと準備過程も詳細に報じた。

 香港系のニュースサイト、鳳凰網も1日、韓中交流チャンネルで平昌五輪の聖火リレーを生中継し、視聴者数が50万人を突破するなど大きな反応があった。

 北京在住の消息筋は「国営中央テレビはTHAAD問題以降、平昌や韓国に関する番組を放映したことはほとんどなかった」とし、「大々的に平昌五輪を紹介したのは、明らかに以前と変わった雰囲気を反映したものだ」と述べた。

ynhrm@yna.co.kr

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