原潜・最先端偵察兵器導入 米と緊密協議=韓国大統領府
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2017.11.07 20:37
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の関係者は7日、同日行われた韓米首脳会談で合意した韓国の最先端の軍事偵察資産(兵器)の獲得・開発を巡る協議の開始について、「原子力潜水艦に関する部分もあり、最先端の偵察装備が含まれている」とし、「この二つは今後米国と緊密に協議をしていく予定であり、以前の首脳会談から議論してきたこと」と明らかにした。
また「前政権で合意した兵器の購入と関連した部分はそのまま続け、現政権では最先端の戦略資産と関連して別途に米国と今後協議をしていく予定」と説明した。
同関係者は「兵器を購入することもでき、共同で開発することもできるシステムであるため、すぐに結論が出ない事案」とし、「この問題は技術的側面から始め、さまざまなことを共に検討して議論しなければならない」と話した。
トランプ大統領が会見で一部の兵器購入について承認されたと発言したことについては、「原則的な部分では承認が出た」としながらも時間が必要と説明した。
両国の自由貿易協定(FTA)見直しに関しては「首脳会談ではFTAの破棄という言葉が一度も出なかった」とし、「両国は韓米FTAに関する国内の手続きが終わり次第、速かに交渉を進めることにした」と明らかにした。
韓中関係の改善については、「包括的に中国との関係改善の必要性について文大統領が言及し、トランプ大統領は韓中関係の改善が北核問題を解決するのに役立つとの考えに同意した」と話した。
また韓米日の3カ国軍事同盟と北朝鮮に対する軍事的な選択肢については議論されず、在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)についても具体的な議論はなかったとした。
yugiri@yna.co.kr