文大統領 ASEAN関連会議のため比訪問=東南アジアとの協力模索へ
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2017.11.12 15:36
【ソウル聯合ニュース】東南アジアを歴訪中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、ベトナムでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などの日程を終え、最後の訪問地フィリピン・マニラへ移動した。
同地では東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)や米ロも参加する首脳会議などが13日から2日間、開かれる。
文大統領は13日に関連会議参加国の首脳、各国の企業家や著名人ら500人が参加するASEAN企業投資サミットに出席し、韓国とASEANの将来の共同体に関する構想を発表する。同日午後には韓国とASEAN首脳との会議に出席し、関係状況を点検するとともに協力策について意見を交わす。
14日にはASEANプラス3に出席し、今年で発足20年となる同会議の協力成果を踏まえ、発展策などを議論する。同日午後には東アジア首脳会議(EAS)に出席し、北朝鮮核問題や地域情勢などを話し合う。
また、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議にも出席する。同会議では保護主義への対応策などを議論し、交渉の早期妥結を促す共同声明を発表する。RCEPはASEAN加盟10カ国と韓国、中国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドの計16カ国が交渉に参加する広域経済連携で、アジア太平洋地域最大の自由貿易協定(FTA)となる。
文大統領はフィリピン訪問中に中国の李克強首相と会談するとみられる。
csi@yna.co.kr