6カ国協議米国首席代表があす来韓 韓国代表と会合の見通し
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2017.11.13 10:02
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交筋は13日、北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の米国首席代表を務めるジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表が在韓米国大使館主催の行事などに出席するため14日に来韓すると伝えた。
ユン氏は韓国滞在中、6カ国協議韓国首席代表の李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長とも会合するとされる。両氏は北朝鮮がここ2カ月ほど挑発をしていない理由を分析するとともに、北朝鮮を非核化交渉に誘導するための策を集中的に話し合う見通しだ。
ユン氏は先月半ばに来韓し、韓米、韓米日の6カ国協議首席代表会合を行った。約1カ月ぶりとなる韓米首席代表会合で、北朝鮮との対話など北朝鮮核問題の局面転換に向けた議論が行われるかが注目される。
北朝鮮が9月15日に日本上空を越える中距離弾道ミサイル「火星12」を発射して以降、2カ月ほど核・ミサイル挑発を控えている中、近ごろ米国の大統領や高官の口から北朝鮮との対話に関する発言が飛び出している。
トランプ米大統領は今月7日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談後に行った共同記者会見で、対北朝鮮で交渉に関する「動き」があると述べた。
また米メディアは、ジョセフ・ユン氏が先月30日に米シンクタンク・外交問題評議会の会合で、北朝鮮が核・ミサイルの実験を約60日凍結すれば、これは米国が北朝鮮との直接対話を再開する必要があるというシグナルだと述べていたと報じた。
tnak51@yna.co.kr